由良町教育委員会は6日、今年7月に実施した児童数の減少に伴う教育環境に関するアンケート調査の結果を公表した。対象はこども園と小中学校の保護者世帯、教職員、地域住民。小学校の統合に関する設問では「由良、白崎、衣奈の3小学校を1校に統合」と「段階的に統合」の回答を合わせると、保護者、教職員、地域住民とも過半数を上回り、保護者世帯の回答では74%となった。
アンケートはこども園と小中学校の保護者の271世帯(回答率96%)、無作為に抽出した地域住民300世帯(同71%)、こども園と小中学校の教職員86人(回答率100%)を対象。
統合の質問では「教育委員会では『はじめに統合ありきではない』と考えているが、児童数の減少による小学校の統合についてどういう考えか」という問いに対し、保護者は「3校統合」が45%、「段階統合」が29%。「現状のまま」は13%にとどまった。地域住民も「3校統合」が44%で、「段階統合」の20%を含めると66%。「現状のまま」は20%だった。教職員(こども園、小中学校)も同じような傾向で、「3校統合」が20%、「段階統合」が40%と全体の6割を占め、「現状のまま」は37%だった。
「10人以下の学級や複式学級が出ている。このことについてはどうか」という設問に対し、保護者では「学校統廃合もやむを得ない」がトップの32%、地域住民でも「学校統廃合もやむを得ない」が39%で一番多かった。教職員では「地域と密着した教育ができる」36%、「きめ細かな指導ができる」33%が上位だった。
今年度の3小学校を合わせた全児童数は257人だが、町の試算では2025年度は147人に減少する。


