南紀白浜空港周辺の白浜、田辺、上富田、みなべなど6つの市町と県、株式会社南紀白浜エアポートが日本航空(JAL)に要望していた機材大型化等について、日本航空が10月27日から南紀白浜―東京(羽田)線に大型機を導入することを決めた。

 県などによると、南紀白浜―東京線は朝、昼、夕の一日3便就航しており、10月27日からは朝便と夕便にボーイング737―800型機を導入。これにより、朝便と夕便は現行の95席から165席となり、運賃にプラス1000円で利用できるワンランク上の「クラスJ」シートも15席から20席まで増え、さらに便利で快適になる。

 今回の機材大型化決定を受け、仁坂知事は「県選出国会議員や関係自治体首長、南紀白浜エアポートをはじめ、尽力いただいた方々の取り組みの成果であり、日本航空株式会社にも感謝を申し上げたい。今後は県としても地元自治体や企業、南紀白浜エアポートとも協力し、南紀白浜空港が多くの方に利用していただけるよう取り組む」と話している。