子どもたちにとって待ちに待った夏休みが始まり、本格的な夏のレジャーシーズンが到来した。例年と比べて3日、昨年より15日遅れて梅雨も明け、本紙記事でも、日高町の産湯海水浴場もにぎわっているよう。そんな夏休みになると毎年、地元日高川町の日高川にも多くのレジャー客が訪れる。近隣住民の姿もあるが、止まっている車の多くは「和歌山」以外のナンバー。日高川では遊泳のほかバーベキューを楽しむ人をよく見かけるが、ごみが残されていることもしばしば。多くの人が遊びに来てくれるのはありがたいが、違法な駐車やごみの投棄はやめてもらいたい。

 テレビのバラエティー番組で、静岡県下田市の爪木崎(つめきざき)海岸で、海水浴場でのタトゥー(入れ墨)の露出や大音量の音楽の規制が行われると紹介されていた。海水浴場のタトゥーや音楽の規制を巡っては、風紀の乱れや騒音の苦情が増えたため、神奈川県逗子市が禁止条例を制定。下田市は、その影響を受けているとのことだった。一方、当の逗子市では、規制直後は海水浴客が大幅に減ったが、その後、家族連れらが増えて規制前の水準にほぼ戻っているという。

 和歌山県が誇る白浜町の白良浜も2008年7月から、禁煙・ごみポイ捨て禁止ビーチになっている。ペットの持ち込み、キャンプやバーベキュー、午後11時以降の花火も禁止。それでも多くの人が訪れ、逆にそれだからという理由が人気の一つかもしれない。同町ホームページには「『白良浜でタバコを吸いたい』『白良浜にごみを捨てる』といった目的で来る人は決していないと思います」。その通りだと思う。自分(たち)がよければいいなんてありえない。子どもも大人もマナーを守り、美しく楽しい夏にしよう。(笑)