第101回全国高校野球選手権和歌山大会は12日目の24日、3回戦3試合が行われ、ベスト8が出そろった。第2試合の南部は2回に4安打、5回に7安打を集める怒とうの攻撃を見せ、11安打11得点で近大新宮に5回コールドの快勝。3年ぶり43回目の8強進出を果たし、26日の準々決勝第2試合(午後0時半~)では今春の選抜ベスト8でシードの市和歌山と対戦することが決まった。
南部
04007 11
00001 1
近大新宮
(5回コールド)
両校3者凡退の静かな立ち上がりが2回に入ると一変。南部が打線を爆発させた。
南部は2回1死から中前打の安井が二盗を成功させて揺さぶりをかけると、さらに暴投で三進し、四球後、鎌倉航太の左前適時打で先制。さらに鎌倉海斗の中前打などで2死満塁と攻め立て、湯川の中堅左を破る3点三塁打でこの回一挙4点のリードを奪った。
3、4回はいずれも3者凡退に終わった南部打線だが、5回に再び強打を発揮。敵失、湯川と小竹の内野安打で無死満塁とし、三上が中越えへ3点三塁打。尾田が左前へポトリと落ちる幸運な適時二塁打で続き、なおも安井、鎌倉航太の安打などで2死満塁とした後、奈良が中越えへ3点三塁打をはじき返した。右サイドの川口、左本格派の清岡と近大新宮が送り出したタイプの違う2投手を難なく攻略。2回は打者8人、5回は打者11人の怒とうの攻撃で、準々決勝の強豪対決へ勢いをつけた。
南部は初戦に出番がなかった鎌倉海斗、航太の双子バッテリーを起用。先発した兄・海斗は弟・航太の好リードもあり、4回を1安打無失点。緩急自在の投球で、相手に的を絞らせなかった。5回から登板した三木は2安打1失点。1点を許した後の2死一、二塁のピンチを右飛で切り抜け、5回コールドで試合を終わらせた。
写真=南部2回2死満塁、湯川が3点三塁打


