書道研究玄心会主催、第33回玄心書道展が神戸市の兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」で開かれ、公募の部で伊奈希葉(本名・亜希子)さん(44)=御坊市御坊=の作品が特選に選ばれた。昨年に続き2度目。

 伊奈さんは小学校時代から、同会理事長の池永碧濤さん(田辺市出身、西宮市在住)が御坊市で開いていた「あしえ書道教室」で学び、ブランクを経て、現在は池永さんの妹の岡本高葉さんが日高町で開く教室で学んでいる。今回は、唐代の詩人杜甫の詩「秋興」を書いた。秋の夜に故郷を思う気持ちをうたった詩で、自身で構成を考案。49文字と前回よりも文字数がかなり多く、バランスよく収めるのに苦心した。

 「連続で特選に選んでいただき、うれしく思っています。2行目の『佛』を見せ場に構成し、美しく仕上げるように心がけました。ご指導いただいた池永先生、岡本先生のおかげです。これからも楽しく練習を続けながら、さらに上を目指して励んでいきたいと思います」と喜びを話している。