JA紀州は、今シーズンの青梅の荷受け量をまとめた。総量は2136㌧で、昨年の台風の塩害や雨不足による実の肥大の遅れが影響し、豊作だった前年度(2732㌧)に比べて78%にとどまった。
荷受けは5月26日から今月5日まで。今年は荷受け前から、昨年秋の台風による塩害で木や枝が枯れるなど深刻な被害が出た園地もあり、収量減が心配されていた。加えて実の肥大に欠かせない雨が非常に少なく、過去10年平均の半分の降水量しかなく、小玉が増えたことも収量減の要因となった。
地域別では南部と印南が前年度比65%、岩代は69%と沿岸部で塩害が大きかったとみられ、逆に高城では105%と増えた。
市場からの要望2800㌧は下回ったものの、生産者が青梅で出荷する量を増やすなど協力し、当初の出荷予約1861㌧を大きく上回った。平均市場販売価格は1㌔当たり575円(6月末時点)で前年より約20%アップとなった。
JAは「当初の目標2800㌧は達成できなかったが、後半は実太りも回復し、契約した数量は無事納めることができた。生産者の協力に感謝したい」と話している。


