日本サッカー協会(JFA)が将来有望な選手を集めてトレーニングするU―12(小6以下)フューチャープログラムトレセン研修会のメンバーに、日高町を拠点に活動するFCブラストの山本優志選手(藤並小6年)が選ばれた。8月1日から4日まで静岡県での合宿に参加する。

 フューチャープログラムは西日本と東日本の2会場に分かれ、日本代表を目指す選手を育成するための合宿で、県内からは日ごろのトレセン練習会での動きなどから選ばれたフィールド14人、キーパー2人の16人が参加する。

 山本選手は身長149㌢で、スピードとパワーを兼ね備えたフォワード。一人でドリブル突破してシュートを打てる点取り屋で、ブラストでは中心選手として活躍している。平日は週2回の練習に車で約30分かけて参加。練習が休みの日も家で自主練しており、「サッカーボールを蹴らない日はない」という。得点を決めたときが一番楽しいと話し、静岡合宿では「誰よりもいいプレーをしたい。得点を決めてきたい」と張り切る。

 ブラジル代表のネイマールが憧れの選手。将来はプロサッカー選手になるのが夢で、「もっとテクニック、シュート力をつけたい。いつかは海外でプレーしたい」と大きな目標に向かって頑張っている。ブラストの竹谷敏一監督は「いい選手がたくさんいるので、ボールを持っていないときの動きなど勉強し、いい刺激を受けてこれからにつなげてほしい」とエールを送っている。

写真=静岡合宿に参加する山本選手