七夕の7日、御坊市の小竹八幡神社で一般社団法人御坊青年会議所(松山知弘理事長)の第43回七夕まつりが開かれ、多くの子どもや家族連れでにぎわった。

 昨年は荒天で中止となったため、2年ぶりの開催。境内には、地域の子どもたちや事業所から、続々と寄せられたたくさんの笹飾りで七夕ムード満点。色とりどりの短冊には「家族が元気でいられますように」「絵がうまく描けますように」「ラーメン屋さんになりたい」など様々な願い事がつづられていた。

 イベントも盛りだくさんで、初開催のゆかたコンテストには28人の小学生が出場。御坊に居てます芸人「42号線」のMCで、将来の夢やゆかたの気に入っている点などを話し、自己アピールでフラフープやマジックを披露する子もいた。英語で自己紹介し、見事織姫賞を獲得した前出悠那さん(内原2年)は「緊張したけど、頑張れました。賞をとれてうれしいです」と笑顔。

 日が暮れると、願い事の成就を祈る笹はらい式が行われ、小竹伸和宮司のおはらいに続いて花火を点火。御坊少年少女合唱団の歌声とともに願いが天に届けられた。ゆかたコンテストで織姫賞以外の受賞者は次の皆さん。

 審査員特別賞=柳瀬樹美(湯川5年)、山本陽太(和佐2年)▽七夕賞=松山明愛(塩屋4年)、湯川桃寧(松原2年)▽彦星賞=小池大輔(藤田1年)

写真=ステージで司会の質問に答える前出さん(右から2人目)