2020年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック開催の年。そのあと、秋にも東京で開かれるスポーツの世界大会がある。「マスターズホッケーワールドカップ2020東京大会」だ◆世界各国の60歳以上のシニアによるホッケーの国別・年齢別対抗戦。種別は、男子60歳以上、65歳以上、70歳以上、75歳以上。ホッケーはサッカーと同じように、出場している間中ずっと走り続けているスポーツ。かなりの体力を必要とすると思われるのに、60歳以上、最年長部門では75歳以上の皆さんが世界大会で何試合も戦われることを思うと、ただただ感心する◆美浜町和田のホッケー愛好家、妹背修治さんは先月ベルギー・アントワープで開かれたヨーロッパ杯に「アライアンス(多国籍)チーム」の一員として出場。ベスト4という結果を残した。この大会で、国際試合の出場数が90試合に到達。「90試合に出たからこそ、見えてくるものもある」という。自身を「平凡な選手」と言い、「それでも試合に出続けること、実戦経験を重ねることで世界で戦う手がかりを得られた」と◆東京大会について調べると、公益社団法人日本ホッケー協会マスターズ部会のサイトに概要の紹介があった。テーマは「人生100年時代、生涯スポーツで健康長寿を目指します」。「スポーツで『人生』と『社会』を変える!」の言葉もある◆50の坂を登り始めてからというもの、体の動きはもちろん頭の回転のスピードも、もともと決して速くはなかったところ更に緩慢になり、いろいろ焦っていた。しかし、65歳以上の部から70歳以上の部へ上がってますます意気盛んな妹背さんを取材していると、「人生100年時代」は本人の気持ち次第でめいっぱい楽しめるという勇気が湧いてくる。(里)


