夏の甲子園出場がかかる第101回全国高校野球選手権和歌山大会の組み合わせが決まり、12日の開幕はすぐそこ。今夏はいったい、どんな熱戦が繰り広げられるのだろうか。
4つのゾーン別にみると、海南がシード校のAゾーンは混戦模様。南部龍神は箕島との初戦をなんとかものにして勢いをつけ、勝ち残りたい。Bゾーンのシード校は桐蔭で、紀央館と和歌山高専が入る。田辺や那賀など好投手を擁するチームがそろい、地元両校は打線の好不調が鍵を握りそう。Aゾーンと同じく実力伯仲とみられ、ベスト4入りのチャンスはありそうだ。Cゾーンは昨年夏の覇者で今春の選抜ベスト8、春季県予選優勝の智弁和歌山が立ちはだかる。創部後、公式戦でたびたび顔を合わせている和歌山南陵はその強豪と激突。そろそろ一矢報いたい。日高は2年連続8強の壁を今年こそ超えられるかが注目される。選抜8強で智弁和歌山とともに優勝候補の有力校に挙げられる市和歌山のDゾーンは強豪がひしめき、大激戦の予想。どこが勝ち上がってもおかしくない中、甲子園出場経験のある南部、日高中津の地元の雄がどんな戦いぶりをするのか目が離せない。
本紙エリア勢は1999年から2004年までの6年連続準優勝をはじめ、2年前の紀央館など、平成時代に実に14回決勝へ進出したが、いずれも甲子園に届かなかった。夏の甲子園出場は1982年の南部が最後だ。今大会、選抜出場2校の壁は非常に厚そうだが、一発勝負の夏のトーナメント戦に波乱はつきもの。本紙ではチーム紹介を連載中だが、地元勢も楽しみな戦力で、時代が変わった令和の最初に記憶、記録に残る活躍を大いに期待している。(賀)


