印南町はドローンの操縦技術者資格を取得している職員20人で、町防災ドローン隊を結成した。

 町では2017年度に10人、18年度に10人の合計20人が操縦技術者資格を取得。所有している3機のドローンの活用へ5月1日付で同隊を発足した。

 14日には役場で最初の研修会を開き、総務課の職員がこれまでのドローンの活用事例で説明したほか、飛行禁止区域、夜間飛行時は許可が必要なことなど、基本的な知識や法令をあらためて確認した。

 同隊では今後も、災害時の利用に向けて研修などで準備を整えていく。ドローンは災害時のほか、防災訓練や消防団の訓練時に撮影したり、行方不明者の捜索、観光PR用などにも活用している。

写真=研修に参加する隊員