文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けている高校が研究成果を発表する全国SGH課題研究発表会2019「SGH甲子園2019」のポスタープレゼンテーション日本語部門で、日高高校2年生の2人が最優秀賞を受賞した。
SGHはグローバル化が加速する中、社会課題に対する関心と教養、コミュニケーション能力、問題解決能力などを身に付け、将来国際的に活躍できるグローバルリーダーを育てようと文科省が指定している。
日高高校は2016年度から指定を受けて本年度で4年目。指定を受けている学校は全国でも名門と呼ばれるような有名私立校が並び、それらを抑えて日高の生徒が最高の最優秀賞を受賞したのは快挙と言えるだろう。
2人の研究は防災意識を継続的に向上させるための防災カレンダーの提案。500人近い生徒と教諭へのアンケートをもとに、半数近くがまだ防災意識が低いことを示したうえで、継続的に意識を保つために普段から目にするカレンダーに着目。カレンダーにはその日に起こった世界中の災害を記すとともに教訓も書き、さらには試作品のカレンダーを生徒に使ってもらい、最終的に改良版を仕上げた。
他校の発表の中にはクラウドファンディングを活用するなどスケールの大きいものもあったが、2人は単純にカレンダーを作っただけでなく、アンケートなどの統計を活用するとともに、自身で理論的に解決法を考え出し、完成品をさらに改良するなど、SGHの目的である課題解決への取り組み過程が評価されたのだろう。SGH指定は残り2年間。今後も取り組みをさらに進化させ、国際社会で活躍する人材が生まれることに期待したい。(城)


