公益財団法人日本少年野球連盟ボーイズリーグの第49回日本少年野球春季全国大会中学生の部は2日目の27日、2回戦16試合があり、埼玉県越谷市民球場の第2試合では和歌山日高/マリナーズが都城(宮崎)に8回タイブレーク、4―3でサヨナラ勝ち。マリナーズは3日目の28日、県営大宮公園野球場での3回戦第1試合で全国屈指の強豪・枚方(大阪北)に最大5点のリードを許しながら逆転勝ちし、初の8強入りを決めた。

 ▽3回戦
和歌山日高
0102320 8
5100000 6
枚方

 マリナーズは2回、伊藤の中犠飛で1点反撃。4回は伊藤の左前2点適時打で追い上げ、5回には濵村の中前適時打や山川のスクイズなどで3点奪って試合を振り出しに戻した。勢いに乗る6回は1死から大前が中越え三塁打。暴投で勝ち越しに成功すると、さらに相手守備の乱れで1点を加えた。先発・上山は3回以降立ち直り、9安打6失点で完投した。