高齢者の生きがいづくりや健康増進の場にしようと、日高町小池の奥田洲子(くにこ)さん(75)宅で5月8日、民間の自宅開放型サロンとなるカフェ「萩」がオープンする。奥田さんが長年描いていた夢の取り組みで、町内有志の協力を受けて週3回自宅を開放。楽しくおしゃべりする憩いの場とし、英会話や健康体操、料理教室など多彩なプログラムも予定している。
奥田さんは会社勤めを経て、方杭の温泉館「海の里みちしおの湯」で働き10年目を迎える。客のお年寄りから「温泉に入ったあとどこで時間を潰そうか」「どこも行くとこないよ」などの声をよく聞いたことから、「高齢者の居場所をつくろう」と一念発起。先進地の見学も行うなどして、今月末の退職を機に、町内で初めて個人の住宅を使ったサロンを開設することになった。
オープンに向けては、町老人クラブ連合会元会長の岡本利昭さん(77)や町シルバー人材センター元理事長で現在みちしおの湯で働く尾﨑弘美さん(72)、町議の栄茂美さん(63)が協力。26日には奥田さん宅で、各種サークル代表ら町内有志、町、社協の関係者も合わせて30人が集まり、「萩のメンバー」として登録。サロンの目的などを確認し、5月8日から毎週月・水・金曜の3回、いずれも午後1時から5時までオープンすることを決めた。入場料は300円で、コーヒーなどのドリンク付き。各種サークルの協力を得て読み聞かせ、英会話、ハミング、クエ体操、認知症予防体操、そろばん、料理、手芸、折り紙、囲碁・将棋、マージャン、頭の体操、悩み相談なども行っていく。
カフェの名称は、町花の萩に由来。場所は小池地内の県道柏御坊線沿い(マンション吉の南100㍍)で、オープン時には目印となる萩の文字が入ったのれんを掲げる。奥田さんは「難しく考えずに気軽に遊びに来てください」と呼びかけている。
写真=「萩」ののれんを前に奥田さん(前列左から6人目)と町内有志


