日高川町寒川地内の山に入ったまま戻れなくなった同地内の男性(86)を懸命の捜索で無事発見したとして、御坊署は1日、日高川町消防団(西泰海団長)に人命救助の感謝状を贈った。
男性は2月13日正午ごろ、同地内の山へ「谷水を見に行く」と自宅を出たまま戻らず、御坊署と消防団が出動して捜索。翌14日も朝から再開し、午後2時ごろ、美山地区の第8分団の山本貴則分団長らが「谷水を見に行ったのなら、この辺りにいるのでは」と見当をつけ、険しい山道を捜したところ、寒さをしのぐために落ち葉をかき集め、杉の葉をかぶって寝そべっている男性を発見。担架を使って約200㍍山を下り、道路まで救出した。男性は手にけがをしていたものの、大事には至らなかった。
御坊署で贈呈式が行われ、大野矢雄署長が西団長と川合博美副団長に手渡した。大野署長は「当日は冷え込みが厳しく、発見が遅れていれば命に危険があった」と感謝し、「警察だけでは対応できないこともあり、今後も連携を図っていきたい」と話した。
西団長は「町民から不幸を出さないという消防団員の精神のたまもの。率先して捜索に当たってくれてうれしい」と団員の活動に感謝した。
写真=大野署長から感謝状を受ける西団長㊧と川合副団長


