御坊市の名田中学校(阪本芳造校長)は6日、保健体育科ダンス発表会を開き、全校生徒が練習の成果を披露。保護者も多く訪れ、盛り上がった。

 各学年、5~8人のグループに分かれ、1曲を完全コピーしたり、数曲をメドレーで踊ったりした。トップバッターの「ブラックピンク田中」(3年)はラッツ&スターの「め組の人」をつけひげで踊って会場の笑いを誘い、「ミノ坂46」(3年)は欅坂46の「不協和音」で激しいダンスを披露。「アムロ探検隊」(3年)は、体育を担当する庄司幸介教諭も加わって、荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」を踊り=写真=、会場は熱気に包まれた。

 インフルエンザ等の欠席や1年生の学年閉鎖など、十分な練習時間がとれない中での開催だったが、コミカルな動きや難易度の高い振り付けなど、生徒はそれぞれの個性を出し、笑顔で発表を楽しみ観衆を盛り上げた。