由良町大引、県立白崎青少年の家「体験の風をおこそう」実行委員会(山本匡委員長)の第16回すいせん祭が27日に同所で行われ、厳しい寒さの中も多くの親子連れらでにぎわった。

 青少年の家周辺には10万本を超える野生スイセンの群生地があり、見頃となる1月上旬から2月下旬までの間に行われる毎年恒例の催し。名所の一つ、番所跡では白崎の青い海をバックに美しい白い花が咲く様子が楽しめた。

 会場では、石窯で焼くピザ体験が大人気。自分たちで手作りしたアツアツのピザを食べて笑顔があふれていた。火おこし、クラフト、科学、陶芸、ヨガなどさまざまな体験コーナーも好評。温かい振る舞い鍋も喜ばれていた。

写真=番所跡でスイセンを観賞する来場者