日高サッカー協会主催の日刊スポーツ杯第25回関西小学生大会県大会日高ブロック予選決勝リーグが19日、南山スポーツ公園で行われ、日高町を拠点に活動しているFCブラストが優勝。2月9、10日に紀三井寺公園補助競技場で開かれる県大会への出場権を獲得した。ブラストは予選と決勝リーグ全4試合で失点はわずか1点と粘り強い守備が光り、攻撃も20得点と他を圧倒した。

 6年生が抜けて新チームになって初の公式戦。日高、有田地方の9チームが参加し、14日に3チームずつ3ブロックに分かれて予選リーグを行い、各ブロック1位が決勝リーグで争った。ブラストは予選でサザンクロスを1―0、由良を13―0で破り、日高勢で唯一1位突破。決勝リーグはアルテリーヴォ湯浅を2―1、藤並を4―0で下して栄冠を手にした。県大会には湯浅と2チームが出場する。


 竹谷敏一監督は「普段の練習では30分間、選手一人一人が自分でメニューを考えて自主トレしています。課題が少しでもいい方向に向くようにトレーニングしている成果を出せた部分と、まだ足りない部分が分かり、選手は日ごろの地道な努力の大切さにあらためて気づいたと思います」と収穫の大きな大会だったとし、県大会では「関西大会に出場できるベスト4入りを目指して練習に頑張りたい」と話した。


 日高勢はサザンクロスが4位、ダンシーマ6位、アミザージ7位、由良8位、塩屋9位と続いた。ブラストのメンバーは次の皆さん。


 竹谷敏一(監督)、中西葵郁(コーチ)、竹森大悟、竹森煌人、岩城十雅、安山旺汰、増田海聖、林蓮隼、増田悠聖、竹谷悦輝、初井篤季、安山仁、大嶋陽斗、上崎亮征、中岡莉斗

写真=優勝で県大会出場を決めたFCブラスト