県高校バドミントン新人大会が18、19日に田辺スポーツパーク体育館で開かれ、1部男子ダブルスで耐久の岩橋稜典選手(2年)=松洋中出身=と柏木颯選手(同)=同=のペア、同シングルスでは柏木選手が優勝。2部シングルスでは紀央館の嶋本侑輝選手(1年)がVに輝いた。


 1部男子ダブルスには34組が出場し、トーナメントで熱戦。岩橋・柏木組は初戦の2回戦で紀央館、3回戦で神島、準々決勝で新宮、準決勝で耐久、決勝で那賀の各ペアと対戦し、いずれも2―0で下すなど圧倒的な強さで栄冠を手にした。


 同シングルスには69人が出場。柏木選手は初戦の2回戦で星林、3回戦で粉河、4回戦で熊野、準々決勝で那賀、準決勝で耐久の選手をいずれも2―0で下し、決勝ではダブルスペアの岩橋選手と対戦。接戦の末、2―1で下した。


 2部は小中学校などで未経験の1年生を対象とした部門で、男子シングルスには81人が出場。嶋本選手は初戦の2回戦で近大附属、3回戦で和高専、4回戦で星林の選手をいずれも2―0。準々決勝では近大附属の選手を2―1、準決勝では和北の選手を2―0、決勝では熊野の選手を2―0で破った。同ダブルス(39組出場)には川口倖永選手(1年)とペアを組んで出場し、3位に入った。


 同大会は近畿や全国大会にはつながらないが、上位入賞者は6月の高校総体のシード権を獲得した。