阪神・淡路大震災の発生から24年となる17日に合わせ、御坊署は御坊市のJR御坊駅で災害写真パネル展を開いている。21日午前10時ごろまで。

 災害の怖さを再認識し、記憶の風化を防ごうと、外から改札口に向かって右側の壁に1995年1月17日の阪神・淡路大震災と2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災状況や県警の救助活動を記録した写真パネル18点を展示。「多くの方に見てもらって防災に対する意識を高めてほしい」とPRしている。

 父が阪神・淡路大震災で被災したという印南町に住む高校2年生の男子生徒は「お父さんから神戸のアパートで1、2階が崩れ、3階に住んでいたので助かったという話を聞きました。怖いです。南海トラフ巨大地震のこともあるし、日ごろから危機意識を持って生活したい」と話していた。

写真=駅に展示されている災害写真パネル