寒風が吹く年末となり、みなべ町の海岸沿いでは冬の風物詩のウツボの天日干しが始まった。

 背開きにしたウツボに竹串を刺し、タオルのように広げて干している。堺漁港でも地元漁師が「もどり」の付いた筒を仕掛けて漁獲し、荷さばき場などにつるしている。一日ほど干して市場などに出荷するという。唐揚げや漬け焼きにするとおいしく、酒のさかなとして人気がある。

写真=竹串を刺して開かれたウツボ