ことしも残すところ10日。全国的にさまざまなニュースが世間をにぎわしたが、日高地方でもいろんな出来事があった。日高新報のWEB版の記事アクセスランキングで振り返る。

 3位は「日高川町の男性課長 盗撮で懲戒免職(7月31日付)」。男性課長が複数回にわたって女性職員のスカートの中を、デジタルカメラを使って撮影していたことが防犯カメラで発覚したことを報じた記事。公務員の不祥事に日高地方外からの注目も高かった。

 2位は「最強台風21号 日高地方を直撃(9月5日付)」。西日本各地に被害を及ぼした台風だが、日高地方でも電柱や大木が倒れ、トラックも横転。長期間続いた停電も、各家庭の生活に大きな影響を与えた。

 1位は「インターハイソフトテニス 花岡選手が大活躍(8月8日付)」。全国高校総体の男子ソフトテニス競技で印南中出身で奈良の高田商業に所属している花岡忠寿選手(3年)が団体で優勝、個人で準優勝に入る活躍を報じた記事。ツイッターなどのSNSを通じてのアクセスが多く、堂々の1位となった。

 このほか上位は「藤井の民家で女性の遺体と重体の男性発見(2月5日付)」、「由良の水越峠で事故 バイクの男性死亡(1月24日付)」、「ひき逃げ? 印南の路上で倒れていた女性死亡(2月15日付)」など。

 例年同様、事件事故が目立ったが、1位に花岡選手の記事が選ばれたことは、ソフトテニス担当の筆者もうれしいところ。花岡選手の今後の活躍にも期待するとともに、日高地方には小学生から一般まで全国に通用する実力を持った選手がたくさんいるので、来年のランキングは多くの選手の活躍を報じた記事でにぎわうことを願いたい。(城)