みなべ町埴田、鹿島神社(亀井隆行宮司)の本殿正面に取り付けられていた大しめ縄が16日、新年を前に新しく掛け替えられた。総代ら25人が製作作業に関わり、わらを編んで約4㍍の大しめ縄が完成した。亀井宮司は「ことしも無事に掛け替えられた。新しい年が迎えられる」と喜んでいる。

 以前は神社の近くに住んでいる中川家の人たちが約70年間にわたって寄贈していたが、3年前から総代らが中川さんから作業方法を教わりながら作っている。

 しめ縄の材料は、町青少年育成町民会議主催の米作り体験事業で収穫したあと残ったわら約50束を使用した。作業は境内の長床で行われ、わらを継ぎ足しながら協力して編み上げた。鳥居のしめ縄も同時に作った。出来上がると、早速、新しいしめ縄に掛け替えた。作業に参加した南部高校の小山陽生君(1年)と杉本光翼君(同)は、「日常生活の中でこういう体験はする機会がない。貴重な経験ができた」と話していた。亀井宮司は「総代で掛け替えていただくのは3年目。今回も無事に取り替えることができてよかった」と話していた。

写真=総代らが協力して大しめ縄を掛け替える