全国の中小企業の中からすぐれた成果を挙げている企業を顕彰する公益社団法人中小企業研究センターの第52回グッドカンパニー大賞が発表され、御坊市藤田町吉田のヨシダエルシス㈱(吉田卓司代表取締役社長)がグランプリを受賞。県内の企業がグランプリに選ばれるのは39年ぶり3社目の快挙。来年2月4日に東京の経団連会館で表彰式が行われる。
同センターが、業績が優秀で地域にも貢献している中小企業を毎年たたえており、ことしは全国から45社の応募があり、グランプリはヨシダエルシスを含めて2社だけ。優秀企業賞9社、特別賞5社、新技術事業化推進賞1社の計17社が選ばれた。県内からのグランプリは1972年の㈱島精機製作所、79年のノーリツ鋼機㈱以来。
ヨシダエルシスは畜産用の資材や機械器具製造、鶏舎や倉庫等の建築事業を全国で展開している。1958年、養鶏業を営んでいた吉田八五郎氏が日本で初めて配餌方式による手押給餌機を開発したことから創業。65年には八五郎氏を代表取締役に株式会社に組織を変更。84年には現会長の吉田擴氏が代表取締役に就任し、研究と開発を続け、現在の全自動養鶏システムを確立した。建設業も取得しており、鶏舎建築と内部設備を合わせた総合プラント会社としての強みを発揮し、畜舎だけでなく鶏糞処理施設、さらに一般の大型倉庫や物流センター等の建設、断熱工事も実績を積み重ね、本年度決算では年商116億9100万円と年々業績を伸ばしている。吉田会長は「賞をいただくだけでも大変名誉なことですが、グランプリとは思いもよらなかったこと。これからも名誉ある賞に恥じない企業として成長していきたい」と話している。
写真=県内39年ぶりのグランプリとなったヨシダエルシス㈱


