お勧めの本を紹介し合うイベント「ビブリオバトル和歌山大会」が9日に県立図書館で開かれ、高校生の部で三島昂星君(紀央館高3年)の勧めた西尾維新著「りぽぐら!」がチャンプ本に選ばれた。1月20日に東京のよみうり大手町ホールで開かれる全国大会「マイナビ全国高校生ビブリオバトル決勝大会」に出場する。
県大会には地域大会を勝ち抜いた中学生14人、高校生9人が出場。三島君は11月に開かれた御坊大会で、中学生の部の早瀬直輝君(大成中3年)とともに勝ち上がっていた。三島君の勧めた「りぽぐら!」は、リポグラム(特定の文字を使わないという手法)で書かれ、同じ話を数パターンずつ書き換えるという実験的な作品。三島君は「ある文字を使わないと決めることによって、言葉の言い換えが行われた結果、読み比べてみるとまったく別の作品のような印象を受ける」など魅力を紹介した。
見事優勝した三島君は「最近読んだ百田尚樹の『海賊と呼ばれた男』とどちらにしようか迷ったのですが、以前から好きな西尾維新の作品にしました。他の高校の人の発表を聞いていると『すごいな』と圧倒されるものもあり、発表の順番が最後だったのでかなり緊張しました。選ばれた時には本当に驚きました。全国に出場できてうれしいです。この勢いのまま、行けるところまで行きたいと思います」と意欲的に話している。
写真=全国への「切符」を手に三島君


