御坊華道連合会(田端美鈴甫会長)の御坊市文化祭参加いけばな展が24日から御坊市民文化会館小ホールで始まり、25日まで開かれている。

 池坊、いけばな京花傳、小原流、御室流、光風未生流、蕉月流、静昇古流の7流派から48人が出瓶。中央の大作は蕉月流が担当した。形の面白い雲竜桑(うんりゅうぐわ)の大きな枝を生かし、丸い実のフウセントウワタ、赤い実のマユミ、大輪のユリや菊で華やかに会場を彩っている。田端会長は「ことしは台風の影響で紅葉がほとんど手に入らなかったのですが、赤く色づいた実で秋を表現してくれています」と話している。25日の展示は午前10時から午後4時まで。

写真=中央を飾った蕉月流の大作