来年は全国大会を目指そう。ちょうど1年前、4位入賞して目標だった近畿大会出場を決め、抱き合ってうれし涙を流した選手たちは、来年へ向けて大きな目標を掲げたのを昨日のことのように思い出す。月日がたつのはまさにあっという間。17日に田辺スポーツパークで開催された県中学校駅伝競走大会へ、切目中女子チームの応援に行ってきた。1年間練習を積み重ね、思いを込めてたすきをつないだ選手たち。昨年からコースが変わり、一層アップダウンの激しいタイトなコースになったにも関わらず、昨年より34秒タイムを縮めたが、結果は6位。近畿(5位以内)出場も逃してしまったが、最後の最後まであきらめず全力で走り切った選手たちはまぶしかった。

 5位のチームとは7秒差。5人一人一人があと2秒縮めていれば近畿大会を手にできていたのだから、1秒の大切さが、選手たちはあらためて身にしみただろう。とにかく負けはしたが、いい経験と勉強になったことは間違いない。県駅伝では男子で大成が優勝し全国出場を決めた。日高勢の活躍は純粋にうれしかったし、ぜひとも切目の分まで頑張ってほしいと心から思う。

 勝負である以上、勝者と敗者がいる。しかし結果より大事なこともある。目標を掲げ、それに向かって1年間、雪の寒い日も真夏の酷暑の中も、雨の日も、一生懸命練習してきたことこそが選手たちにとっての本当の財産。そして負けて学ぶこと、気づくこともたくさんある。悔し涙を流した分だけまた強くもなれるだろう。切目女子に限らずすべてのチームの選手たち、一人一人が次の目標を掲げ、また新しい一歩を踏み出そう。努力は人を強くする。(片)