美浜町和田の浄土宗済広寺(増田秀穂住職)で4日、本堂新築の落慶式があり、稚児行列や法要で完成を祝った。

 稚児行列には地元の子どもたち約80人が参加。色鮮やかな衣装を着て、保護者や新築委員、仏教婦人会、寺関係者らとともに東中会場から寺まで約800㍍を笑顔で歩いた。

 落慶法要では功労者表彰もあり、本堂新築委員会(狩谷実男委員長)、設計の㈲北田設計(北田忠史代表)=和田=、施工の㈱駒場工務店(駒場一仁代表)=日高川町高津尾=、旧本堂解体の㈲塩﨑工務店(塩﨑祐司代表)=和田=、仏具の㈱湯浅與兵衛商店(湯浅與兵衛代表)=京都市=に感謝状を贈呈。

 増田住職は「皆さまのおかげで無事完成し、きょうもお稚児さんら大勢の人に参加していただき、うれしい。本当に感謝しています。これからも地域のなかで皆さんとともに末永く栄えていけたら」と話していた。

写真=寺へ向かって歩く稚児ら