御坊日高博覧会の高校生メンバーでつくる高校生おんぱく部(山下千春部長)は、27日に本町商店街で開催される「ごぼう商工祭2018」でキャップアートに挑戦する。当日は多くの人に手伝ってもらって完成させたい考えで、「一緒にアートをつくりましょう」とPRしている。

 商工祭が始まる午前11時からキャップアートの製作もスタートする。場所はキハがシンボルの「ほんまち広場603」。部員が考えたハロウィンにちなんだ絵をペットボトルのキャップで表現する。キャップアート専用の土台を用意しており、本番へ向けて部員たちは土台をつなぎ合わせる作業など準備を進めている。

 キャップは8色、合計1568個あり、土台にはめ込んでいく。来年春ごろにはフラワーアートのギネス記録に挑戦する企画も進行中で、今回はプレイベントと位置付けている。一緒にキャップを取り付けてくれた人にはハロウィンにちなんで菓子をプレゼントする。山下部長は「誰でもできます。夕方5時ごろには展示できるようにしたいです。子どもからお年寄りまで、多くの人に協力してもらい、一つの作品をみんなの力で完成させたいです」と話している。