2、3日の印南・山口両八幡神社祭礼「印南祭」から始まった日高地方の秋祭りシーズン。毎週日曜日を中心に各地で盛り上がりを見せている。昨年はあいにく雨に見舞われた日が多かったが、平成最後の年は天候に恵まれ、いずれの祭りも大にぎわい。ことしはカレンダーや取材体制の関係で、印南町印南原の大歳神社祭礼「稲原祭」、美浜町吉原の松原王子神社祭礼「吉原祭」に初めておじゃました。

 稲原では瀧ノ口・奈良井、白河・南畑の四ツ太鼓と中越、柳畑の屋台が宮入りし、巫女神楽や鬼神楽と獅子舞を奉納。境内で四ツ太鼓と屋台が勢いよく練った。氏子の方が言うように「同窓会」のようなとても和やかな雰囲気。組同士で何かを競ったり争ったり、いがみ合ったりするのではなく、たくさんの笑顔にあふれ、いい祭りという印象だった。

 吉原では新濱、田井、吉原東、吉原西が宮入りし、神社前で力自慢の若者が幟差しを披露。威勢よく四ツ太鼓が練り、「サイテクリョー」を連発した。筆者といえば朝から吉原西組さんが屋台か四ツ太鼓を置くところに駐車。ご迷惑をおかけした上、勉強不足で申し訳なく、あらためて小欄でお詫びしたい。祭りは新浜の御旅所で巫女が祭祀舞で豊栄舞を披露し、続いて各組が獅子舞を奉納。獅子舞が子どもらの頭をかむシーンがあった。初めて見たが、「賢くなる」と言われているそうで、笑顔いっぱい。こちらも活気にあふれ、いい祭りだった。

 人口減少で氏子の数が減り、参加者も少なくなるなかも、どこの祭りもまだまだ大盛り上がり。今週末は美浜町和田の御崎神社の祭礼「和田祭」に行く予定。たくさんの「いい顔」が見られれば。(笑)