清川区は、老朽化し台風の被害も受けた清川天宝神社の木製の鳥居を修復している。

 以前の鳥居は1995年に建築され、23年が経過。高さは約4㍍。昨年には台風で近くの大木が倒れて鳥居にのし掛かり、一部が壊れるという被害もあった。同区では住民から修繕費用の寄付を募り、先月から修復に着工した。以前の鳥居はケヤキを使っていたが、今回はヒノキを使用。老朽化が進んでいない部分の木材は再利用した。28日の秋祭りまでに仕上げる。宮総代長の大木宏之さん(75)は「昨年は台風の影響で祭りが中止になった。ことしは2年ぶりとなるが、参拝者に新しくなった鳥居を通り抜けしてもらえる」と話している。

写真=高さ4㍍の鳥居を修復中