宮子姫選考委員会(委員長=吉田擴御坊商工会議所会頭)の7代目宮子姫に、きのくに信金御坊営業部勤務の野口美晴さん(21)=御坊市湯川町財部=と、JA紀州名田支店勤務の弓場蝶乃さん(21)=由良町里=の2人が決まり、21日に御坊商工会館で引き継ぎ式が行われた。

 昨年新調された衣装で登場し、選考委員らの前で野口さんは「生まれ育った御坊が大好きで、しっかりPRして地域に恩返ししたい」、弓場さんは「地元が大好きなので、イベント等でPR活動に役立ちたい」とそれぞれ抱負を語った。吉田委員長は「宮子姫にふさわしい女性を選ぶことができた。御坊日高地域の活性化に協力お願いします」と激励した。引き継ぎ式では、6代目を務めた芝えりかさんと森本里奈さんの1年間の労もねぎらった。

 引き継ぎ式の前には柏木征夫市長も訪問。柏木市長は「宮子姫を知ってもらういい機会」と期待していた。2人は10月1日から1年間、さまざまなイベントに出演。10月14日の宮子姫みなとフェスタが初仕事となる。

写真=7代目宮子姫の野口さん㊧と弓場さん