県は18日、県内の2018年の基準地価(7月1日現在)を発表した。県全体の平均変動率は住宅地が28年連続、商業地は27年連続の下落となったが、住宅地と商業地の前年比下落率ともに7年連続で縮小。価格上昇地点は住宅地が昨年の5地点減って11地点、商業地は6地点から5地点となった。

 本紙エリアの最高価格(1平方㍍当たり)は、住宅地が御坊市湯川町財部字薮田504番1外の3万4300円、商業地が御坊市薗字野田97番1外の4万9500円で、変動率はともにマイナス2・0%。

 継続調査した住宅地26地点、商業地3地点、工業地1地点、林地1地点はすべて下落しており、住宅地は美浜町大字三尾字中ノ浜884番外がマイナス3・3%(価格は1万4800円)、商業地は御坊市薗字野田97番1外とみなべ町北道字新町通り258番1(3万9000円)がともにマイナス2・0%で最も下落幅が大きかった。