能の喜多流、関西喜長会は17日、日高川町鐘巻の道成寺本堂で第21回謡と仕舞の会を開いた。

 喜多流の能楽師・長島茂氏に指導を受ける東京、大阪、御坊の門下生10人が、独吟や仕舞、連吟、素謡などの演目で日ごろの練習の成果を披露した。

 仕舞の「玉葛」では扇子を手に、謡に合わせて雅やかに舞い、集まった観客や参拝者らを魅了。最後は長島氏が番外仕舞として演目「安宅」を披露した。

写真=仕舞を披露する門下生