9日に東京都品川区で開かれた「目黒のさんま祭り」で、みなべ町はサンマを焼く燃料として備長炭255㌔を提供。7000匹のサンマが遠赤外線効果で焼き上げられ、来場者に振る舞われた。

 古典落語「目黒のさんま」にちなんで毎年開催され、秋のイベントして定着している。2010年に町備長炭生産者組合が「サンマを焼くなら備長炭がいい。ぜひ燃料として使ってほしい」と主催の目黒駅前商店街振興組合に申し出たところ快諾された。

 使用された食材はいずれも全国の一流産地の品で、サンマは岩手県宮古漁港から直送。徳島県神山町産のすだち、栃木県那須塩原市の辛味大根の大根おろしが添えられた。

 備長炭生産者組合の組合員ら町内関係者8人が上京し、スタッフとしてイベント運営を手伝った。ことしも長蛇の列ができる盛況ぶり。長時間待って味わった来場者は「一流産地の食材を集めた秋の味覚はやっぱりおいしい」と満足そうに話し、関係者らも「備長炭の遠赤外線効果でおいしく焼けます」とPRしていた。会場では炭製品と梅干しを販売するブースを設置し、特産品をアピールした。

写真=備長炭で焼いたサンマを提供