県は、台風21号による農林水産業被害の第1報をまとめた。日高地方ではミカンやミニトマト、ビニールハウスなどの農業関係で1億9458万6000円に上り、合計は2億3281万6000円。第1報は5日までの集計で、まだ取りまとめできていない部分も多く、今後被害額は倍以上に増える可能性もある。
日高地方の農業関係では農作物が6646万6000円。作物別では日高川町の温州ミカン(露地)で倒木や塩害による減収が最も多い1661万1000円。次いで日高町のミニトマトで、ハウス倒壊による倒伏などで1544万4000円。このほか日高川町のナスが703万5000円、ハッサクが632万5000円、御坊市のゴーヤーが441万円などがあった。
農業関係施設は1億2812万円で、各市町でビニールハウスの全壊や半壊、ビニール破れ、ガラス破損、骨組みの破損などがあった。
水産関係は製氷施設や漁協事務所の屋根破損、漁船の転覆などで2773万円、林業関係は日高川町の山村施設の破損などで1050万円だった。
県内全体では農業関係2億6885万8000円、畜産関係480万円、水産関係3373万円、林業関係7050万円の合計21億7788万8000円だった。


