6日に岡山市で開催される全国山林種苗協同組合連合会主催の第4回全苗連生産者の集いで、2017年度の全国山林苗畑品評会(裸苗部門)で林野庁長官賞に選ばれた御坊市湯川町富安の川口源治さん(84)の表彰が行われる。

 川口さんは父に山林苗の育苗技術を学び、20歳のころから本格的にスギ、ヒノキの育苗を開始。自宅近くや日高町に苗生産の畑があり、地元の仲間と生産者組合をつくり、機械化を進めて労務の適正配置を行い、生産した優良苗木の販路を全国に広げてきた。

 近年は記録的な大雨や獣害など苗を育てるのも難しくなってきており、同業者の高齢化と後継者不足も大きな課題となっている。今回の長官賞受賞には「以前にも何度か大きな賞をいただき、その都度、知事さんにお会いして報告する機会をいただき、今回もまたうれしい気持ちでいっぱいです。表彰式には妻と一緒に参加しようと思っています」と話している。

 6日の全苗連生産者の集いでは、18年度の山林種苗等生産事業功労者として、御坊市藤田町吉田の田端宏さん(85)に林野庁長官感謝状が贈られる。田端さんは長年、県山林種苗組合の育成強化に努め、組合員の指導育成にあたり、自らも種苗を育成、養苗技術の向上と苗畑経営の合理化等に力を注いできた。

写真=川口さん