日高町は27・28日、防災教育の一環で町内保育所と小中学校に備蓄食料のビスコ(ビスケット)1020個とパン缶1008個を配布した。

 1923年9月1日に発生した関東大震災を受けて制定された毎年9月1日の「防災の日」や30日から9月5日までの防災週間にちなみ、家族で防災について話し合ってもらう機会にしようと毎年恒例。ビスコとパン缶は町が災害用に保管している非常食で、5年間の賞味期限があと1年余りで切れる分を子どもたちに配布。園児や児童、生徒にそれぞれ1個ずつ行き渡るようにした。配布してなくなった非常食は、新たに買い足す。

写真=ビスコを手に笑顔の園児(志賀保育所)