有田川町(旧金屋町)本堂にある休校中の町立五西月(さしき)小学校で、本物の校舎を使った「学校のおばけ屋敷」が始まり、連日、多くの家族連れらでにぎわっている。

 同町は本と絵本を通じたまちづくりを進めており、おばけ屋敷イベントは町教育委員会の主催で2013年からスタート。翌年は図書館、15年からは休校となった五西月小学校の校舎でおばけ屋敷が開催され、絵本作家山本孝さん監修のもと、絵本「学校ななふしぎ」の世界を再現するかたちで教室や理科室、トイレなどを回る幽霊屋敷がつくりあげられている。

 その学校のおばけ屋敷も今年が最後。初日の5日は過去最多の414人が来場し、常連客からも「これまでで一番怖い」と〝好評〟だったという。

 時間は午前10時から午後4時まで。入場料は小学生以上500円。期間は15日までで、10日までは平日割引で入場料は300円となっている。おばけ屋敷以外にも地元野菜の直売、子ども向けのおばけ工作、絵本の読み聞かせなどがある。問い合わせは有田川町地域交流センター℡0737―52―4730。

写真=「お母さん怖い~」日本人形が飾られた不気味な和室も