県軟式野球連盟の第12回ナガセケンコー旗大会兼第12回佐川印刷旗近畿学童秋季大会県大会は4日に開幕。初日は御坊市民球場で開会式が行われ、熱戦に火ぶたを切った。

 開会式では8支部の代表16チームが元気いっぱいに入場行進。同連盟日高支部の浜口宗五郎学童部長が開会宣言し、田上英勝同連盟学童部長が「大変暑い中ですが、熱中症に十分に注意して頑張ってください」とあいさつ。同連盟日高支部の坂本登支部長が祝辞、龍神康宏御坊市副市長と奥幹夫御坊市教育長が歓迎のあいさつを述べた。ベスト行進チームとして3チームの表彰があり、日高支部では中津が選出された。

 選手宣誓は中津の高尾禮成主将(6年)が務め、「いま全国各地では災害にあい、野球が大好きな子が野球ができない状況になっています。僕たちはその仲間の分、灼熱の夏の太陽に負けないような熱い熱い戦いを、仲間とともに、感謝の気持ちを忘れず、ユニホームが泥んこになるまで、最後まで全力で戦い抜くことを誓います」と声を張り上げた。

 大会は2日間の日程。初日は1、2回戦があり、2日目の5日に日高川町の南山野球場でベスト4が激突する。

写真=選手宣誓する高尾主将