12月16日に御坊市立体育館で行われる「きのくにロボットフェスティバル2018 全日本小中学生ロボット選手権」の日高ブロック講習会が28日に紀央館で開かれ、大会出場を目指す小中学生が参加した。

 ロボット選手権は小学生、中学生の2部門あり、それぞれ講習会でロボットを製作し、11月17日の地区予選で勝ち抜けば本選に出場できる。

 小学生のルールは、6足歩行のロボットを使って、障害物を乗り越えながらスポンジのキューブを運ぶ「ミッション・イン・ブッシュ」。ロボット製作では紀央館の生徒や教諭らの指導を受けながら作り、出来上がった後は、用意されたコートで練習。子どもたちは6本の足で動き回るロボットに大喜び。障害物を乗り越えられるかなども試し、ロボットの性能を確認していた。今後、パーツを取り付けるなど改造が可能で、予選や本選ではさまざまなパーツを身につけたユニークなロボットが並ぶ。

 講習会の参加は3年目で、昨年日高予選で優勝した中田季良君(御坊小6年)は「ロボットを操縦して、いくつかの改造法が思いつきました。これからいろいろ試して完成させ、ことしも優勝したいです」と話していた。

写真=ロボット操縦に笑顔の子ども