文部科学省から「SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト」に指定されている和歌山市の和歌山信愛高校の1年生69人がみなべ町を訪れ、梅産業についてフィールドワークを行った。

 SGHは問題解決能力などを身につけたグローバルな人材育成を目指す学校として,全国56校が指定されている。同校は4年前に指定され、期間は5年間となっている。学習のテーマは「次世代へつながる梅産業」。同町気佐藤のJA紀州アグリセンターで、町うめ課の田中一朗課長、農業振興協議会の木下登吉男会長、JA紀州梅愛隊の林弘子さん、県4Hクラブ連絡協議会の山本宗一郎顧問、JA紀州みなべ営農販売センターの山ノ内利浩センター長、紀州みなべ梅干協同組合の泰地祥夫組合長の6人がそれぞれ取り組みなどを説明。生徒からは「梅を使った美容商品はありますか」「梅干しの1個当たりの製造費はどれぐらいですか」などという質問が上がっていた。このほか㈱ウメタの紀州梅干館、うめ振興館なども見学して知識を深めた。

写真=アグリセンターで説明を聞く生徒たち