日高川町の和佐小学校(岡本真美校長・全児童61人)で5日、文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」のワークショップが行われ、児童たちが尺八と琴を体験した。

 同事業は本公演とワークショップの2つの授業があり、この日は9月12日の本公演に向けたワークショップ。講師は東京を中心に活動する邦楽創造集団「オーラJ」のメンバー。最初に琴や尺八などの音色を披露した後、児童たちがチャレンジ。尺八ではなかなか音を出すことができず苦戦する姿が見られたが、講師から丁寧に教えてもらいながら練習し、音が出始めるとうれしそうな表情を見せていた。

 本公演ではオーラJが「邦楽器による伝説舞台―羽衣―」を披露するほか、「むかしむかしあるところに」の曲では児童たちも一緒にうたって参加する。

写真=尺八を練習する児童