御坊市塩屋町北塩屋、中山の蓮池で1日、御坊生まれの舞妃蓮鑑賞会と写真撮影会が開かれ、天候にも恵まれ多くのアマチュアカメラマンや地域住民でにぎわった。

 舞妃蓮保存会の阪本尚生会長は舞妃蓮の名前を現在、商標登録申請していることを報告した上で「舞妃蓮は1日目に開いて3日目に散る。2日目の閉じるときと3日目の咲くときにねじる姿が舞っているように見える。カメラマンの皆さんは一度狙ってみてください」とあいさつした。ことしも田辺市龍神村の深瀬龍好会が三味線やアコーディオン演奏を披露し、花を添えた。

 このあと舞妃蓮が咲き誇る池の桟橋から多くのカメラマンが写真を撮る姿がみられた。広川町から初めて参加した男性(68)は「友だちに誘われてきました。よく咲いていて撮りがいがあります」と笑顔で話していた。

 同会ではフォトコンテストの作品を8月31日まで受け付けている。

写真=咲き誇る舞妃蓮を撮影するカメラマン