商店街の活性化や組合組織の発展に貢献した人をたたえる全国商店街振興組合連合会の表彰で、御坊市商店街振興組合連合会の代表理事を務める坂井和夫さん(65)=御坊市薗=が理事長表彰を受賞。21日に東京で開かれた同連合会創立50周年記念式典で表彰状を受けた。坂井さんは紀州鉄道の人気車両キハ603をシンボルにした広場の整備、100円笑店街の開催などにぎわい創出に尽力している。
 創立50周年の節目に、同連合会の発展に多大な功績のあった功労者を表彰し、商店街振興組合組織のさらなる飛躍・発展につなげようと経済産業大臣表彰、中小企業庁長官表彰、全国商店街振興組合連合会理事長表彰を行った。県内からの受賞は、理事長表彰で坂井さんを含め2人だけで、日高地方では唯一選ばれた。
 坂井さんは本町商店街で坂井金物店を経営する傍ら、商店街振興組合活動に熱心に取り組んでいる。本町商店街振興組合では1992年から理事、2004年から副理事、12年からは代表理事を務めており、御坊市商店街振興組合連合会でも6年前から代表理事。県商店街振興組合連合会では2年前から副理事長に就いている。
 商店街の活性化へ組合員と一緒にさまざまなアイデアを発案、行動力で多くの事業を展開。本町ふれあい夏祭りや冬場のイルミネーション、プレミアム商品券の発行、ごぼう商工祭に合わせたラッキーナンバーくじの開催をはじめ、100円笑店街も継続しており、住民に好評を得ている。紀州鉄道の人気車両だったキハ603を本町商店街のシンボルにしようと関係機関への働きかけや補助金申請に奔走し、昨年12月には飲食・地域交流スペースとしてオープンさせた。いまは、「ほんまち広場603」の愛称で親しまれ、人気を集めている。これらのにぎわいを創出する取り組みを、先頭に立って実行してきたことなどが認められた。 坂井さんは「理事長表彰をいただき、大変光栄。市商連、本町商店街の組合員の皆様の協力があって、商店街の苦しい状態を少しでも打開しようと頑張ってきたからだと思います。これからも商店街が元気であるよう頑張っていきたい」と話している。