6月の薬物乱用防止強調月間に合わせ、御坊市のオークワロマンシティ御坊店前で23日、街頭啓発が行われた。
 薬物乱用防止の「ダメ。ゼッタイ。」普及運動(20日~7月19日)のキャンペーン。保護司や更生保護女性会員、薬剤師、少年警察補導員らでつくる県薬物乱用防止指導員日高地区協議会(天野孝二会長)のメンバーと御坊保健所の職員、御坊署員の合わせて約20人が参加した。
 「覚せい剤を追放しよう」と書かれたたすきをかけ、買い物客らに啓発用のチラシやティッシュのセットを配布。覚醒剤、大麻、危険ドラッグの乱用防止、根絶へ地域ぐるみでの協力を呼びかけ、市内の男子高校生(17)は「あまり身近には感じませんが、ニュースで見たり学校で教わったりしました。依存性があって怖いと思います」と話していた。
 協議会では7月、各市町で指導員による街頭啓発を行う。