本州最大のアカウミガメの産地、みなべ町山内の千里の浜で産卵が始まり、日本ウミガメ協議会のボランティアが現地で調査を始めている。
調査を行っているのは大阪動植物海洋専門学校の学生6人。午後8時から翌朝午前4時まで浜を巡回し、上陸したウミガメに個体識別タグを取り付けたり甲羅の大きさを測量したりしている。昼間は産卵場所に野生動物の食害から守るようかごをかぶせ、保護活動も実施。8月末ごろまでボランティアが入れ替わりながら滞在する。リーダーの平田善誉さん(21)は「昨年に近くで見てとても興味を持ったので、ことしも調査に訪れた」、杉本大河さん(19)は「本州で最大の産卵地の調査で、責任の重さも感じている」と話している。
ことしは5月24日夜から25日未明にかけて初めて上陸と産卵があった。今後本格化し、8月上旬ごろまで続く。ピークは今月中旬ごろから7月にかけて。観察希望者は町教育委員会の許可が必要。詳しい問い合わせは同会℡0739―74―3134。

