梅の日の6日、みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)で記念式が行われ、梅加工業ら関係者約50人が地域を潤す梅に感謝の気持ちを捧げた。梅漬け神事などで地域の発展を願い、紀州みなべ梅干協同組合の泰地祥夫代表理事組合長は「昨年は雨が少なかったが、ことしは多く、収穫も期待できる。頑張って販売していきたい」とあいさつした。
紀南地方の梅産地で構成する紀州梅の会(会長=真砂充敏田辺市長)が主催。記念式典では前芝宮司が祝詞を捧げるなどの神事を執り行い、梅の消費拡大などを願った。梅漬け神事では泰地代表理事組合長、小谷芳正町長、JA紀州の久保秀夫代表理事組合長、紀州みなべ生産者協議会の山本康雄会長の4人が順番に升に入った南高梅をつぼに入れ、豊作などを祈願した。
泰地代表理事組合長のあいさつでは「昨年の式典では雨が少なく、神様に雨乞いをしたが、ことしは雨が多く、大変うれしく思っている。着果も昨年と比べて3割程度増と予想され、収量が見込める。ことしの夏も暑いという予想で、頑張って販売していきたい」と述べた。小谷町長も「みなべ町の経済の中心は梅産業。今後もPRに頑張っていきたい。町内ではメタボの人が少ないという統計があるが、それも梅のおかげと思っている。梅に感謝し、町民が健康で暮らしていけたらと思う」と述べた。
この日、紀州梅の会は梅の日をPRしようと田辺市の本宮大社でも記念式典を実施。京都の下鴨神社と上賀茂神社に青梅を奉納するなどの行事も行われた。

