中学生が日ごろ考えていることや感じていることを発表する「少年メッセージ」の日高地方発表大会(日高地方青少年育成県民運動推進委員連絡協議会主催)が3日、日高川町高津尾の日高川交流センターで開かれ、美山3年の太田奨馬君、丹生2年の柏木こころさんが優秀賞。7月28日から和歌山市民会館で開かれる県大会へ出場する。
日高地方の20中学校20人の生徒がそれぞれ発表した。
太田君のテーマは「受け継ぎ守りたい」。祖母がいつも使う「毎度おおきに」という言葉を、関東に住む親せきが「古臭い」といったことをきっかけに、ふるさとの言葉について考えるようになった。その中で、昔の言葉には人を思いやる気持ちや気遣う気持ちが込められているということを知り、「『毎度おおきに』という言葉を日常的に使う人は少なくなってきているが、だからこそ人を大切にするふるさとの言葉を守り、しっかり受け継いでいきたい」と述べた。
柏木さんのテーマは「愛をつなぐ」。熊本県の「赤ちゃんポスト」の存在を知り、愛されない赤ちゃんがいることが許せない気持ちになるとともに、手放した母親もたくさん悩み、苦しみ、こうすることが赤ちゃんに対してできる精いっぱいのことだったのだろうと考察。「将来は助産師になり、助産院にはたくさんの花を植えて、不安や苦しみを抱えるお母さんそのものを愛してあげたい。そうすることでお母さんも赤ちゃんにしっかり愛を注いであげられるのではないでしょうか。この世界から少しでも悲しい思いをするお母さんや赤ちゃんをなくしたい」と訴えた。2人とも「とっても緊張しました。県大会でも頑張りたい」と話している。
県の文集に掲載される奨励賞には大成3年の殿村優さん、早蘇2年の玉置文美さん、湯川2年の津村采音さんが選ばれた。

