応援したい自治体に寄付する「ふるさと納税」で、みなべ町が期間限定(12日から来月6日まで)で行っている青梅の返礼品が好評だ。23日現在で143件の申し込みがあり、過去最高だった昨年の189件に迫る勢い。町担当課では「リピーターが多い」と増加要因を分析し、「みなべ町の特産を大勢に味わってもらいたい」と話している。
1万円以上の寄付を対象に、青梅の南高梅5㌔を送っている。ことしで4年目で、初年度の実績は162件。2年目は151件、昨年度は過去最高の189件。ことしも12日からインターネットや町のホームページを通じて申し込みを開始。序盤から好調で、23日までに143件となっている。このペースで推移すると、昨年度を上回ることになる。増加の要因としては「毎年、楽しみにしてくれている人も多いようだ。喜んでもらえてありがたい」と話している。
寄付した人からは、「立派な南高梅をたくさん収穫できるように応援しています」、「毎年、みなべ町の南高梅で梅干しをつくっています。6月が近づいてくると、ワクワクします」、「梅が大好きです。元気なまちづくりに頑張って下さい」などという応援のメッセージも寄せられている。
昨年度のふるさと納税は2404件(2673万円)で、返礼品のうち青梅の占める割合は8%だった。月別でみても、青梅を返礼品に加えた5月の件数は284件で、12月の804件、11月の287件に次いで3番目に多かった。